人生は無駄だらけ

意味あることなんて、はたしてあるのだろうか。

 

考えれば考えるほど、じぶんのやっていることが無駄な気がしてくる。

ぜんぶぜんぶ、やめてしまえば楽なのになあと思うことがある。

 

まだ咲かないさくらのつぼみを見ながら、どうせ散るのになあとか、考えちゃって、その美しさを忘れそうになってしまう。

 

けれど、ぼくがいくら忘れていたとしても、花は咲く。

淡い桃色の、きれいなさくら。

息がとまるほどの美しさに、つばを飲み込んだ。

 

300日以上、頭の片隅にすらいなかったのに。

今はもう、さくらで頭がいっぱいだ。

 

人生は無駄だらけ。

その無駄がよい。

じぶんの言葉として、そんな風に言える日が来ればいいなあと。

うちのネコをみながら思った。