いつかどこかできっと会う好きな人の好きなところ
たけぴって呼んでくれるあの子の好きなところは、どんな環境にも飛び込む勇気があるところ。
きっと一番難しい、動くっていうこと、行動するっていうことをきちんとできて、勇気を出して一歩を踏み出すことができる。
そんなとてもとても、勇気の人。
たぶん風のあいつの好きなところは、知識欲が強くて、面白がるのが上手で、ユーモアに溢れているところ。
とにかく弁が立つ。ふざけきってしまうことができて、周りを巻き込む魅力を持っていて、人がたくさんいればいるほど、一緒にいてくれる安心感が出てくる。
そんなとてもとても、センスの人。
金髪が似合わないあいつの好きなところは、懐が深くて、情に流されまくる優しいところ。
何でも受け入れようとしてしまうことができる。どんな人間も、どんなシチュエーションも、どんな行いでさえ、ついていくことのできる器の大きさを持っている。
そんなとてもとても、優しさの人。
ブログたまに書いてくれるあの子の好きなところは、人のことが好きでたまらないところ。
きっと人のことを考え続けていて、人と一緒にいるのがたまらなく楽しくて、誰かのことを想って、形にしてしまうことができる。
そんなとてもとても、人好きの人。
この世界は私か私以外かなのよと言い張るあの子の好きなところは、じぶんの大切にしたいものをきちんと大切にしようとする丁寧なところ。
大事にしたい考え方があって、それが曲がってしまわないようにコツコツと積み重ねることができて、丁寧に生きようとしている。
そんなとてもとても、丁寧な人。
最近すごいことに気づいた。
だから今を生きようとか、だから未来は変えられるとか、そういうことじゃなくて。
ただひたすらに、単純な事実。
過去は変えられない。
これはぼくの中では、世紀の発見である。
心に隠していたことを述べさせてもらうとするのならば、正直のところ、人生20何年、後悔ばかりしている。
挙げていったらきりはないし、挨拶すればよかったという些細なことから友達を失ってしまうほどの重大なことまで、日々の一つとて後悔しなかったことはない。もちろん、今だって。
こういう風に言えば良かった、あの時あんなことしなければ良かった、こうしてさえいれば…。
なんでこうしてくれなかったのか、もっと言い方を気をつけてほしかった、あんなことさえしないでくれれば…。
未来は決められない。
これもぼくの中では、ずいぶんと目からうろこの事実だ。
最近も、ぼぅっとする時間を作っては、これからどうやって生きよう、とか、じぶんって何がしたいんだろう、って考えている。
過去は変えられないし、未来は決められない。
じゃあ「いま」が大事、…っていう、そう単純なものでもない。
「いま」だけ見てればいいのかと言われれば、それはそれでしんどそう。
だからぼくは変わらず、過去のことを思い出して、未来について考える。
思い出すと友だちやじぶんの言動にイライラすることもあるし、考えると別にめちゃめちゃ楽しそうな未来が浮かばなくて滅入ってしまいそうになることもある。
それはそれは、もったいない気がする。
それだけ。
あれなんだっけ。