その熱量にあてられたい

人はそれぞれ、なりたい姿があって、その姿に近い人のことを好きになるのだと思う。

 

クズになりたい人はクズに惹かれるし、とにかくがんばりたい人はストイックに努力してる人に惹かれる。

人間はどうしたって、一緒にいる人に、良くも悪くも引っぱられるから。

じぶんの理想に近づけるような人と一緒にいたいと思うのは、当然なのだと思う。

 

だから歳をとると友だちは選ばなければいけなくなるよ、って言葉をどっかできいたことがあって、それはとてもとても悲しいなあと思った。

誰かを選んで、誰かを捨てて。

そんな単純なことでいいのだろうか?

そんな単純なことなのかもしれない。

 

ただ、ぼくは、誰との縁も諦めたくないなあと思う。

諦めたくないなあと、たぶん、思うだけで終わっている。

 

ここ数日は素うどん以外何も食べられず家に引きこもっているせいで、久しぶりにコンテンツを消費した。

アニメをみて、ドラマをみて、映画をみて、漫画を読んで、小説を読んで、音楽のPVをみた。

 

泣けるぐらいに胸打たれて、心がすごくすごく、引っぱられた。

あぁ、やっぱり物語ってすごいなあって思った。

 

なりたい姿に、ただ憧れるだけではいたくないなあと強く思う。

何もかもを面白がれるような人間になりたい。

何人を巻き込めるのかはわからないけれど。

 

極端な生き方をする。

その熱量にあてられている。