失って初めて気づくこと
ウイルス性胃腸炎になって、現在進行形でダウンしている。
水以外何も口にできなくて、気づけばうなされながら一日がなくなっていた。
人ってそんなに頭よくないから、実際にじぶんで経験してみないとわからないことっていっぱいある。
いくら知った気になっていても、覚えている気になってたとしても、実際にその場になると、頭では考えられなかったことをしてしまうことだっていっぱいあるはずだ。
失って初めて、あー、大切だったんだなあって思って、なんだか泣きそうになる。
でも失い続けていると、大切だったことも忘れていって、心がまひしていって、どうでもよくなっていく。
一度失うのはかまわない。
その方がかえって大切さに気づくこともあるだろう。
ただ、忘れてしまうのはいやだった。
失って、大切だったと気づいたなら、何がなんでも取り戻すための努力をする。
失敗するかもしれないし、取り返しのつかないことになるかもしれない。
それでも、心がまひするよりはましだ。
とりあえず(健康を)失って気づいたことは、美味しいものを美味しく食べられることのありがたさ。
早く食べたいなあ。