終わるオーストラリアの話
今はシドニーにいる。
一週間の旅行も、もうそろそろ終わりかと思うと、旅の喜びよりも寂しさが勝ってしまいそうになる。
メルボルンではいろんな人に会って、話をして。
メルボルン最後の夜は、ロバート(仮名)とやまは(仮名)と、飲み歩いてめちゃめちゃ酔っ払った。
バークラブのスタッフがいい人すぎて、新しく作ったショットも無料で飲ませてくれた。このお店通います。
すてきな夜だった。
ぐちゃぐちゃ考えて、考えきれなくて、迷うことばかりだけど、とりあえず、じぶんが楽しかったことをロバートに伝えた。
だからありがとう。
本当に彼には感謝してもしきれない。
やまはの友だちが、すてきじゃないわけないと思っていたけれど、やっぱりとてもすてきだったなあ。
シドニーでもこれから、ぼくの幼稚園の先生に会う。
もう十何年も会っていなくて、どんな話をするのかもわからないけれど、とても楽しみだ。
人の心って、やっぱり不思議。
ぼくは表面的にプラスの言葉を使いすぎている。
もっともっと、本当の心を伝える努力をしなければいけないのだろう。
人の心をきちんと受けとめるのも、とても難しい。
ぼくは一緒にいる人が、心を表してくれるときが一番うれしいし、大好きだ。
だから何かを話してくれたり、感情を出してくれたりするのがとてもとてもすてきだと思っている。
ただ、そんなときにぼくはどうすればいいのか、いつもわからない。
それもきっと、考え続けるべきなんだと思う。